検索エンジンだけでなくInstagramやTwitterなどのSNSで注目のグルメや飲食店の情報を気軽に見ることができるようになった今、SNSを使った情報発信・共有が主体となりつつあります。InstagramやYouTubeではグルメに特化した「グルメインスタグラマー」やYouTuberが多数存在し、非常に人気の高いジャンルとして確立されています。
グルメインフルエンサーって?
「グルメインフルエンサー(フードインフルエンサー)」と呼ばれる人には、3つ星シェフから主婦、趣味で発信している人までさまざまな人がいます。おすすめの商品やブランドを魅力的な写真やテキストを用いて宣伝してフォロワーに発信します。特にInstagramにおいて「食」をテーマに投稿をしているインスタグラマーは「デリスタグラマー」と呼ばれており、実際に飲食店や屋台などへ足を運び、料理の写真を撮って感想と一緒に投稿したり、お家ごはんを綺麗に盛り付けて投稿したりと人によってさまざまな投稿方法でフォロワーへ発信しています。
なかには朝・昼・夜と1日に3回の投稿を行うデリスタグラマーもいるほどで、ユーザー層は一般的に主婦層がメインで、有名人の方もいます。過去には「おにぎらず」や「ちぎりパン」などデリスタグラマー考案の独創的なアイデア料理が話題になり、メディアなどに取り上げられたことで一気に注目を浴びたジャンルでもあります。
グルメインフルエンサーの口コミ力は絶大
飲食店や食品メーカーなどにとって、集客に欠かせない「口コミ」。そこでSNS上で影響力のあるグルメインフルエンサーが情報発信することで、拡散力が大幅にアップします。ユーザーが投稿する写真や口コミで、店の雰囲気や料理の見た目が伝わりやすく、「#ハッシュタグ」を利用することでスムーズに最新の情報を得られることも人気の理由のひとつ。
テキストと写真、動画を組み合わせ拡散力が狙える「Twitter」、映える料理の写真との相性の良い「Instagram」、動画で料理や調理方法を紹介する「YouTube」など、SNSでの重要なポイントは拡散力。食を中心に紹介し、圧倒的な拡散力のあるグルメインフルエンサーが取り上げた飲食店や料理のジャンルがトレンドとなることもあるのです。
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