YouTubeのライブ配信では、リアルタイムでリスナーとチャットができることが大きな魅力。同じチャットでも、リスナーは投げ銭機システムのある「スーパーチャット(スパチャ)」を送ることで直接応援できるだけでなく、配信者とより近い距離感でコミュニケーションをとることができます。「スパチャ」と呼ばれているこのスーパーチャットは、どのようなシステムなのでしょうか。
スーパーチャット(スパチャ)ってどんなシステム?割合はどれくらい?
YouTubeのライブ配信中、リスナーはチャットで自分のコメント投稿にお金をかけることで「スーパーチャット(スパチャ)」を送ることができます。お金が支払われた投稿は、その金額に応じてチャット内で目立つデザインで表示されたり、一定期間画面内に表示されたりと通常とは異なるエフェクトがかけられます。リスナーはお金を支払うことで目立つコメント投稿できるようになります。
リスナーによって支払われたお金は、YouTubeと配信者で決めれた分配率で山分けとなります。YouTube運営側にプラスして、iPhoneユーザーはiOSを経由している場合、Apple側にも手数料を支払わなければなりません。YouTubeとAppleの両方へ手数料が発生する場合の手取りは50%〜60%弱と言われており、Youtubeへの手数料のみ発生する場合の手取りは約70%ほどです。
配信者・リスナースーパーチャットのメリット
スーパーチャット(スパチャ)は、配信者・リスナー双方にメリットがあります。配信者はリアルタイムでリスナーからの応援を直接受け取ることができるので、ライブ配信のモチベーションアップや励みになります。金額によってコメントの表示時間が変わることから、ファンがどれだけ応援してくれているかも分かります。
リスナー側は投げ銭という形で応援したい配信者を直接応援することができるのがメリット。スパチャを送ると配信者にすぐに気付いてもらえるので、名前を呼んでお礼を言われたり、コミュニケーションを取ってもらえるも。金額によりコメントの表示時間が変動しますので配信者や他のリスナーの目につきやすくなります。
スーパーチャットを始める条件は?
ライブ配信でスーパーチャットを始めるためには、いくつかの条件を満たす必要があります。
・チャンネルが収益化されている
・チェンネル登録者数が1000人以上である
・チャンネル所有者の年齢が18歳以上である
・チャンネル所有者がスーパーチャットの提供地域に住んでいる(日本は提供地域)
これらの条件を満たしている場合は、YouTubeチャンネルの機能ページのなかにある「Super Chat」を有効にすることができます。手順としては管理メニューから動画の管理へ移動し、チャンネルからステータスと機能を選択し、規約に同意。名前や電話番号などの必要事項を入力して完了です。チャンネル登録者数が増えてチャンネルが人気になるほど収益が増して盛り上がっていきます。
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