スマートフォンでのライブ配信でクオリティを左右するのが“マイク”。ライブ配信で声が途切れたり音声の聞こえ方が悪いと、リスナーもストレスになり配信を最後まで見てくれないということも…。スマートフォンのマイクでも十分ライブ配信は可能ですが、外付けのマイクと異なりノイズを拾いやすいため環境によってはおすすめできません。配信者とリスナーが快適にライブ配信を楽しむするめにも、マイク選びはとても大切です。
スマホでのライブ配信は安価でも手に入る外付けマイクがおすすめ
スマートフォンに搭載されているマイクでもライブ配信は可能ですが、外付けのマイクを使うのと使わないのとでは音声の聞こえ方が大きく変わってきます。端末にもよりますが、スマートフォンのマイクはノイズを拾いやすく、風の音や物音などの環境音が入ってしまうため、ライブ配信向きではありません。一方外付けマイクは、数千円のものでも高性能な商品が多くライブ配信初心者でも手に入れやすく気軽に扱うことができます。ノイズを軽減してくれる雑談配信向きのマイクをはじめ、遠くの小さな音まで拾ってくれるマイク、ギターなど楽器の演奏・歌唱向きのコンデンサーマイクなど種類もさまざま。上位モデルの場合は数万円と高価ですが、家電量販店や通販などではスマートフォン向けのマイクも安価で購入できます。
機種・目的に合わせてマイクを選ぶ
iPhoneへ外部マイクを接続する方法は、「Lightning接続」と「3.5mm接続」の二つに分かれます。音楽などを録音する場合、ステレオ録音に対応しているものが多い「Lightning接続」がおすすめです。iPhone 7以降のイヤホンジャックがないモデルで3.5mm接続をする場合、別途ケーブルが必要になるので注意してください。また、androidなどのスマートフォンの場合、汎用性が高い「3.5mm接続」を選びましょう。まずは服の首元やシャツの開いた部分に取り付けて使用できる「ピンマイク」を試してみましょう。両手が空いた状態で配信ができるので、雑談やゲーム実況など室内だけでなく屋外での使用にも向いています。
ライブ配信は単一指向性タイプのマイクがおすすめ
単一指向性タイプのマイクは、一定方向からの音のみを拾うため、周りの話し声や環境音を拾いにくいのがメリット。ライブ配信をはじめ、録音など室内の雑音や生活音を極力乗せたくないという場合に最適です。話す場所や位置に合わせてマイクの角度をしっかり調節しておかないと、声を拾いにくくなることがあるので注意しましょう。
無線のBluetooth接続タイプは動きながらの配信向き
無線のBluetooth接続タイプは配線がなく絡まる面倒もないので、ダンスなど自由に動きながら使えるのがメリットです。その反面、稀に電波の干渉を受けて接続が不安定になったり、タイムラグが起きることがあるので要注意。接続機器から離れて使用したい方にもおすすめです。
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